私の婚活体験記(2025.2.3)
たまには仕事から離れて、私的なことも語ってみようと思います。
実は私、婚活を経て今の妻と結婚しました。今回は婚活体験談をお話ししましょう。
婚活に踏み切ったのは36歳の時でした。
特別なきっかけがあったわけではなく、何となく周囲から「あいつはなぜ結婚しないんだ?女に興味がないのか」みたいな声なき声を聞いていたため、ふわっと婚活サイトに登録して、開始しました。
「結婚しなきゃ!」という焦りは別になく、のんびりしたものでした。
直接会って話をした人は、5~6人だったと思います。
一度会うと、お互いに「あ、違うな」となり、フェードアウトというのが通例でした。
一応、付き合ってみますか、レベルまで行ったのが1名。
しかしこの人、独特の恋愛の癖があるようで、「相手に追いかけさせることで充実感を得る」類の付き合い方をしてくる人でした。
要するに、こちらに「気がない」仕草をして突き放し、相手が追いかけてくるのを楽しむという人。
たぶん無自覚にやってるんですが、私も3か月くらいで消耗し、「なんか違う」みたいなことをその人が口にしたとき、「じゃあたぶん違うんだと思いますよ。これで終わりでいいんじゃないですか。お互いのためにも」と笑顔で応じてスッパリ終わりにしました。
それまで使っていた婚活サイトも、いつものメンツみたいになってきたので、そのタイミングで別のものに切り替えました。
今の妻氏からコンタクトがあったのは切り替えた直後、確か翌日です。
たぶん新規登録者として目に触れやすかったんでしょう。切り替えた直後にメッセージをもらいました。
結婚後に妻氏から聞いたところでは、そのメッセージでのやり取りで「この人とは会話が成立する」という感動があったそうです。妻氏側は、どうもかみ合わないメールのやり取りが続いて疲弊していたらしいです。
街歩きの趣味や、歴史・地形への関心などで意気投合し、「等々力渓谷に探検に行こうぜ」と決まりました。(結局、当日豪雨になったので江戸東京博物館に変更した)
そのタイミングで、先のお別れした人からLINEが来たのです。
いわく「やっと会いたいと思えるようになったんです。もう一度やり直せませんか」。
会っているときは「なんか違う」、会わなくなると「会いたいと思えるようになった」では、まるであべこべでありまして、そんな人と結婚したら双方地獄だぞと思いつつ、それは告げずに平和裏にお断りしました。
ちなみに妻氏は医者をしておりまして、最初にプロフィール欄を確認した時、思わず「医者!?」って声を上げてしまいました。全く想定していない属性でした。
世の男性の多くは、自分よりハイスペックな女性を避ける傾向にあるそうです。しかし、私にはその感覚はゼロ。
「たとえ配偶者のものでも、カネと能力はあった方がいい」というのが私の揺るがぬ確信です。
実際、妻氏は国立医学部卒の医者だけあって、学業面では私なんぞよりはるかにパワフルです。
それがまた面白い。
病院勤務医なので、私ほど仕事に自由度がありませんが、それゆえにこそ自営業の私とは役割分担がしやすくて、妻氏が仕事・私が家庭というところに自然と着地しました。
ここ数年育児のために社労士業から離れたのはそんな事情です。
結婚して8年くらい経ちますが、意見が相違することはあっても喧嘩はゼロ。
お互い得難いパートナーを得たものだと思います。
少子化のご時世です。婚活もすっかり市民権を得ました。
婚活を考えている人、今婚活中の人は、覚えておいて欲しい。ベストパートナーというのは、驚くほど話が合うので、出会えば秒速で分かります。
見つけたら手放さないことを心がけましょう。
見つからないのに、無理な結婚に走るのはやめましょう。
夫婦円満の秘訣は、円満にやれる相手と結婚することに尽きます。
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